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ALFEE大好き,Kamijo&Jupiter&EMIRUちゃん大好き,Kaya大好きでTakamiyとMarty Friedmanが激らぶなロリィタなドールサイト管理人のブログです。イラストあります。



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杉浦達哉

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視覚人間が見る折衷文化の夢
サイレンの映画版を見た。
感想や口コミは結構酷評されていたので,僕はあまり期待していなかった。が。
それなりに素晴らしくて何度も見てしまった。
なんだけっこう良いじゃないか。

僕は音楽もそうだけど,歌詞はあまり気にならない。(ただしKamijoとKlahaは除く)どちらかというと音に身を委ねる方。
映画もストーリーが大事だけど,映像や音楽が大切だ。
ストーリーがBでも映像がAなら僕は迷うことなくその映画をAと評価する。
サイレンもそんな映画だった。
ストーリーは極めてB級くさい。
でも映像がかなり僕の好みだった。
それは夜美島の風景。
日本とも東南アジアともどちらともつかない不思議な村。
見たこともない物や不思議なものがたくさん売られている市場。
テーブルの上の真っ赤な食器。
ジャングルの中にたたずむ主人公の家。埃の積もったテーブル。
廃屋の中の散らばった台所は古いのに生活の臭いがする。
僕はこういったものに心惹かれる傾向がある。
僕の好きなシーンは主人公の家に隣の人がきて皿洗いを手伝ってくれるシーンだ。
真っ赤な食器をひたすら洗う手元が写る。
真っ赤なプラスチックの食器と忙しく動く白い手の対比がたまらなく美しい。
こうなると映画のストーリーはどうでもよくなってくる。
たとえおちがとんでもないB級映画の使い古されたネタだったとしても問題でない。

夜美島の市場のシーンも秀逸だ。
どこか瀬戸内の漁村のように見えて見覚えがあるのだが,よく分からない英語の看板や広告などがぶら下がっていてこのアンバランスさがたまらない。
そのアンバランスさはあの和式家屋にあった赤い食器にも通じるものがある。
本当にここはどこだろう。
日本ではない,だけど日本かもしれない不思議な場所だ。

僕がフォトドラマで背景写真をやたら香港のものばかり使うのもこういったものに魅力を感じているからだと思った。
フォトドラマの町もまた,兵庫県神戸市ではあるものの現実の神戸市とは少し違う。町には英語と広東語の看板が所狭しと並び,色んな国籍の人間が住んでいる。中には人間でない者もいる。
そういう折衷文化的なものにもともと僕は憧れる節があるようだ。
たとえば僕は旅行するならヨーロッパよりも東南アジアの方が好きだ。
東南アジアはそう言った折衷文化の集大成のような場所がたくさんある。彼らの土着文化と植民地時代にヨーロッパやアメリカから入ってきた文明がミックスされたのだろう。
先日僕が行って来たグアムもそんな場所だった。
土着のチャモロ文化にアメリカの習慣,日本の開発が入ってものすごく特異な文化圏が出来上がった。
だからフォトドラマの神戸市も同じだ。
理由は分からないが,まぁ原作者の俺が深く考えてないだけだが,日本でありながら出稼ぎ目的で色んな国籍の外国人が住んでいることによって日本のほかの街とも似つかない特殊な街になっている。フォトドラマの地図はそのまま香港の地図を使っているが,そこへ自分の気に入ったものを書き込むことができればいいなと思う。だから皆様,第5クールも宜しく付き合って下さい。お願いします。
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テーマ:ホラー - ジャンル:映画


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