たっ君のメンタルがましになったと言うのは
2ヶ月前，まーたんのliveから帰ってきた翌平日にとりくんだ案件が
先週の金曜日にやっと先方から返事がきてそれから1週間待って
昨日の朝やっと成功した。とりつけた。
しかも当初の金額よりちびっと上乗せで。
よく最後までくらいついた。

今日の明け方
たっ君の1番大好きなアニソンが夢の中で流れていた
『ああ播磨灘』のed『死ぬまで離さない』だ。


この『死ぬまで離さない』は恋愛ソングの意味だけじゃなくて相撲のしがみついたら『死ぬまで離さない』
のダブルミーニングがあると大人になってから知った。

たっ君は幼稚園まではある程度それなりに平和に生きていたというのに
小学校でいじめを経験して「とんでもないところにきてしまった!」とショックでつらかった。
そんな時に出会ったのがアニメの『ああ播磨灘』なんよね。
そこから原作にはまって青年漫画だけどたっ君はコミックを買ってもらって
夢中になって読んだ。
初期は作品がぶれててそんなに面白くないんだけど主人公の播磨灘のキャラが固定してからは
どんどんおもしろくなってった。
たっ君はいじめられっこだけど播磨灘のように強くなりたい!って思ってた。
播磨灘が兵庫県出身という設定で親近感もあったと思う。方言や言葉遣いが近いからね。


播磨灘は普通のバトル漫画と違うところが
どう見ても主人公はヴィランで　
挑んでくる他の力士たちの方が善人でまじめなスポーツマンでヒーローぽい
かんじなところ。
でもね，どんなに体を鍛えても心を鍛えても誰も播磨灘に勝てないのさ。
毎回いいとこまでいくんだけど水際のところで播磨灘に笑われて馬鹿にされて『ぼけー!!』と吹っ飛ばされる。

それがたっ君には最高で。
播磨灘はどんな取り組みでも余裕ぶっこいて勝つってところも好き。

たっ君はこれらの心技体のととのった優秀な力士たちがなんで播磨灘に勝てないかと言うのは
知ってた。
だってきみたち『おきもち』で相撲をとっているから。
なんかそこへいたるまでの努力とかドラマチックに描写されるんだけどそれらを
全部播磨灘が『ぼけー!!』の一撃で粉砕するわけよ。
万年大関の奴に『フン，口だけは横綱やの』というセリフも好き。


播磨灘には『おきもち』なんてないからな。ただ自分が相撲で勝ちたいだけ。
だから負けない。
たっ君も『おきもち』で生きてない。ただ自分がやりたい放題やるだけ。
播磨灘がなんやかんやで最後は『ぼけー!!』で土俵から相手を追いだすように
たっ君も『うるせー馬鹿!!』で最後まで食らいついて結局たっ君のやりたいようにやる。
くらいついたら絶対にたっ君は自分の思い通りにするまで離さない。
ちなみに播磨灘の『ぼけー!!』に値するたっ君の『うるせー馬鹿!!』だけど
関西人以外の人に説明すると生粋の京阪神圏の関西人にとって『馬鹿』っていうのは
ある意味では最上級の罵倒言葉なんだよね。だからうるせーアホではなくうるせー馬鹿っていうわけ。
ちなみにたっ君が『アホやなぁ』『アフォか』とニコニコ笑っているときはただのツッコミだったり親しみがあるけど
声に出して『馬鹿かこいつは』と言ったら本気で相手に怒ってる。

話を戻す。
仏教や自己啓発やスピリチュアルは執着を悪とするが
(僕が仏教で1番気に入らないのはそこ)
たっ君は無駄をそぎ落として大事なものだけを残してそこに執着して
食らいついて離さないから『おきもち』『ソンタク』なんて初めから持ち合わせてない。

生まれつき読み書きの難しい学習障害があるしこんだけいじめられ怒られまくりで生きてても
生きててすみませんとも思わないしうつ病にもならない。
邪魔をするなら『うるせー馬鹿!!』ってはりとばしてでもどけるよ。